【会員様限定】ジプニーの環境車両移行の問題と、ある財閥銘柄のバーゲン状態に関して
おはようございます、
町田健登です。
フィリピンの庶民の足である
公共乗り合いバス「ジプニー」
非常に安価で移動できる一方で、
排気ガスをまき散らせることから、
昨年政府は、全てのジプニーを廃止し、
環境車両へ移行させることを決定。
環境車両移行への補助金等が少ないことから、
ドライバーから幾度にもわたり
ストライキが行われてきました。
今現在はどうなっているかというと、
ジプニー車両のうち、
80%が政府認定の協同組合への
登録を完了させました。
環境車両に移行するのにあわせ、
政府はドライバーに対して、
政府認定の協同組合への加入を
義務付けており、
これに所属をしないと事業免許没収という
重い措置が待っています。
現在組合への加入率は
約80%程度。
期限は4月30日まで延長されました。
まだマニラ首都圏でも、
ジプニーが走っている風景がありますが、
これもあと数年で見れない
景色になるかもしれません。
交通インフラの整備は、
経済を活性化させます。
ジプニー問題は渋滞の要因ともされており、
今後の展開に注目していきましょう。
大手不動産アライアンスグローバル(AGI)
フィリピン全土で複数の
不動産事業を行うAGI。
ここ最近株価が不調。
FRSEIという指数から脱落したのをキッカケに
ずるずると株価の下落が続いていましたが、
買い場が近そうな展開です。
テクニカルチャートを見てみると、
約1か月近く株価が下落。
RSIも20近くまで
下落する展開が続きました。
現在株価は1株10.3ペソ。
直近の安値は1株9.6ペソ付近であり、
このまま10ペソを
割り込む展開もありうるかと思いましたが、
昨日大きく買いが入り、
株価が急浮上。
RSIも30代を超えて売られすぎから、
少し株価を戻しています。
このまま浮上するかが一つのカギですが。
まずは本日MACDの交差による
買いシグナルがでるかどうか。
もう一つは、
1株10.5ペソの移動平均線を超えていくのか。
ここを超えたら強い
上昇トレンドへ入っていきます。
利下げが始まると
不動産業者の売り上げが加速する
(ローンの金利が下がるので)
可能性もあり、
今年後半は面白いかもしれません。
安定銘柄で安値を探し中の方は、
ポートフォリオへの組み込み等
検討していきましょう。